月山神社

拝殿

社殿

境内
月山神社は西村山郡河北町の谷地、山沿いの沢畑地区にある神社です。
天正年間に谷地城主の白鳥十郎長久が戦勝祈願のため社殿を修復した、といわれています。
明治35年に暴風によって神木が倒れ、社殿も損傷してしまったため、明治40年に社殿を再建しました。これが現在の社殿です。
神社は小高い丘の上に建てられており、神社の周辺から狩猟に使ったとおもわれる石器や縄文式の土器などが出土するそうです。
かなり古い時代から、月山神社周辺に人が住んでいた証拠とされています。
月山神社は農作物を風の害から守る風送りの行事、風祭が特に有名です。
昭和29年の町村合併で河北町が誕生するよりも前、また、谷地が谷地町になる前にあった上工藤小路村の村社だったそうです。